すっかり雨の本日。
浅草全体が、しっとりとしています。
お店のすぐそばにあるアジサイは
まだまだ咲きそうにありませんが、
このしめっとした空気と、つま先が濡れる感触が
早くも梅雨の気分を呼び起こします。
花が咲く頃には、カタツムリも出てきて
葉っぱの上に乗っかっているところが見られたら
良いなぁと思うのですが、思い返すと昨年は
ただの一度もカタツムリを見ていません。
子どもの頃は、虫や生き物がわりと得意だったので
この季節にはカタツムリやアマガエルをつかまえて、
家でえさをあげてみたりしたものです。
そういえば、小学生の時によく行っていた友達の家の庭には、
ものすごく大きな、殻が500円玉くらい(!)の
大きさをしたカタツムリがいました。
近くに公園もあったのに、なぜか
そこでしか見かけることがなかった、大きめのカタツムリ。
あの子の家の庭には、独自の生態系があったのかもしれない…
今はまったく疎遠になってしまったので、
私の中にはそんな不思議な気持ちだけが
未だに渦を巻いています。
そんな雨の日の生き物たちを、あまり見かけなくなったのは
大人になって、なかなか探すこともしていないからなのでしょうか。
今年こそは、雨の日の生き物たちに再会したいなぁ、
なんて思っています。
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