白黒の纏が、ずらずらっと並んだ浅草寺。
今日は本堂裏で「消防殉職者慰霊祭」が執り行われました。
これを行っている江戸消防記念会という組織は、
もとは江戸時代の町火消がルーツだそう。
大岡越前が打ちだした施策といいますから、
歴史の長さをひしひし感じます。
慰霊祭の最後に、伝統文化の「梯子乗り」を見ることが出来ました。
この梯子乗りの伝統は、江戸の火事から人々を救うために
日々鍛錬してきた火消しの鳶達の技術の賜物だといいます。
高い梯子の上にいる鳶の方々を
初めは息をのんで見守っていましたが、
てっぺんから絶妙なバランスで技を繰り出すその姿は
(しかも、何度も繰り返すのです!)
なんとも勇敢で、いつの間にか鳥肌が立ってしまいました。
惚れ惚れ。
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