ある暑い日、電車で北上して辿り着いた町には
懐かしくも新鮮な風景が広がっていました。
子供の頃からホームセンターで買っていた花火ですが
(最近ではコンビニでも売られていますものね)
ちゃんと専門のお店があったとは、この時初めて知りました。
浅草にも、のれん屋さんやたわし屋さん、
扇子屋さんなどの専門店がたくさんあります。
その場所に、詳しい方がいてくれるだけで
あらゆる人々にとって大切な存在です。
例えば、ブラシ屋さんと仲良くなれたら
家の中をこまやかにお掃除できそうな気がしてきます。
物だけでなく、知恵まで頂けてしまうのです。
ホームセンターや大型ショッピングモールに行って
あらゆる買い物を一挙に済ませるのも便利ですが、
町の小さな商店をめぐってお買い物をするという事に
にわかに憧れを抱くというのは、
便利な時代に生まれた若人のわがままでしょうか。
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