夜の刺さるように冷たい風、
葉っぱの落ちた木
いよいよ、冬らしくなってきましたね。
昔から、祖母の家(新潟県)へ
よく遊びに行っていたせいか、
暑いよりも寒い方が好きな私。
「寒い!!」と言いながらも顔はにやにやしています。
今日も、気持ちの良い冷たい風と
よく晴れた空に誘われて、
休憩がてらお散歩へ。
平日だというのに人通りは相変わらずで
伝法院通りでは、人の間を上手にすり抜ける遊びを
思いつきました。
(苦手な人ごみを、いかに楽しむか考えた結果です・・・)
やっとのこと通りを抜け、ゆっくり歩いていると
「パチン、パチン」と響く音。
影向堂の脇で、職人さんが
大きな木の剪定をしているところでした。
普段、浅草寺を歩きながらも見過ごしている木
何気なく見ていた木も
こうして、誰かの手が入っているんですね。
小さくて繊細なジュエリーを見るたびに
こんなに細かいものを手作りするなんて・・・、と
神経を研ぎ澄まして作っている姿を
いつも想像してしまいます。
深く腰を折って
「パチン、パチン」とゆっくり枝を切る職人さん
大きさは全く違うのに
どこか通ずるものを感じて、
しばらく見入ってしまいました。
オオシオ
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