メデルジュエリー旧Blog

浮かんでみたい

 

浅草寺の境内にある甕の中で、

ハスの葉がぷかぷかと浮かんでいます。

夏には美しい花を見せてくれるので、

境内を通るときにはいつも甕をのぞきます。



水滴を葉の上で遊ばせる大きな葉は、

今日の過ごしやすい日に良く似合うなごやかさ。



水をはじくほどの毛羽立ちが、ここちよい質感のハスの葉です。

私も、この水滴かカエルか何かになって、

ぷかぷか浮かんで寝っころがってみたい気分です。

そういえば、ハスに水滴が浮かぶ様が

新しいネックレスの写真に、なんだか似ていたのです。

 

こちら、明日リリースの予定で、励んでいます。

お気に入りなので、我慢しきれずに

ちら見せしてしまいましたっ

思い出を抱きしめたくなる屋根の上

 


東武線の浅草駅と繋がっている、松屋浅草。

その7階にある屋上遊園地が、明日営業を終了してしまいます。

昭和6年に開業した、日本でいちばん古い屋上遊園地。

最後の姿をカメラに収めようと、松屋のエレベーターに乗り込みました。



 




エレベーターの扉が開くと、

そこには遊具にまたがる子供たちの笑顔。

意外にも、屋上は賑わっていました。

輪投げのコーナーでじっと景品を見つめる子や

水槽の金魚を覗き込む子、

ちいさな遊園地の中をかけっこする、元気な兄弟も。



お母さんたち、おじいちゃんたちはそれを楽しそうに眺め、

ぱちりとカメラに収めていました。

今日お母さんたちが撮った写真は、ゆくゆくは

大切な家族のアルバムの1ピースになるんですよね。


  



我が子の写真は、宝物。

子供たちも、大人になったら分かるはずです。

月並みですが、一日一刻が

いずれかけがえのないものになるということを。

私はまだ子供はいませんが、

テレビや本の中で見る、「子供時代の写真」というものを目にすると

誰であれ、胸が締め付けられるほどのいとおしさを感じる

この頃なのです。



私も屋上遊園地を訪れるたび、

なんだかくすぐったくなるような気持ちに包まれます。

きっと小さな頃に、こういう楽しい場所で過ごしたときの気持ちなのだと思います。

それはここで遊ぶ子供たちを見ると一層、強くなる気がします。



  



そんないとおしい家族の思い出を

たくさん、ほんとうにたくさん見てきた

松屋浅草の屋上遊園地とも、明日でお別れです。

植木市はじまりました

 


イベント尽くしの浅草です。

先日、三社祭を終えたかと思えば

つづいて今月末、そして来月末には

花や草木がずらりと並ぶ、植木市です。

本日はオーナーがその様子をうかがってきました。



 

5月末と6月末の合計4日間で行われる植木市は、

植木の露店が350以上も並ぶそうです。

一昨年、昨年と様子を見に行きましたが、

見て歩くだけでたくさんのお花や植物に囲まれるというのは、

それはそれは幸せな体験でした。



明日も行われるので、私も花に囲まれに行こうと思います。

雨、降らないでと願うばかり。



しかし家をよく空けるうえに、なかなかの無精者である私は

自分では花を枯らしてしまうことが多くあります。

なので気に入ったお花に出会ったら、

それは母へのおみやげということで

江戸の火消したち

 


白黒の纏が、ずらずらっと並んだ浅草寺。

今日は本堂裏で「消防殉職者慰霊祭」が執り行われました。



 

これを行っている江戸消防記念会という組織は、

もとは江戸時代の町火消がルーツだそう。

大岡越前が打ちだした施策といいますから、

歴史の長さをひしひし感じます。



慰霊祭の最後に、伝統文化の「梯子乗り」を見ることが出来ました。

この梯子乗りの伝統は、江戸の火事から人々を救うために

日々鍛錬してきた火消しの鳶達の技術の賜物だといいます。



 

高い梯子の上にいる鳶の方々を

初めは息をのんで見守っていましたが、

てっぺんから絶妙なバランスで技を繰り出すその姿は

（しかも、何度も繰り返すのです！）



なんとも勇敢で、いつの間にか鳥肌が立ってしまいました。

惚れ惚れ。

江戸っ子御用達

 


ちょっと変わったあられを頂きました。

なんだってこの場所にふさわしいのだとか。



食べてみて、その意味が分かりました。

あんこの甘さと、あられのしょっぱさ。

ひと口に両方、味わえるのです。



そう、これはまさに“せっかち”な江戸っ子のためのお菓子！
  


東京近郊のベッドタウンに生まれた私ですが、

ちょっぴり鯔背な気分になれました、てやんでい。

祭のあとは静かに

 


本日、祭のあとの浅草は、なんとも静かな夜でした。

日中は、神輿を手入れして集会所にしまう方々を見て

祭の余韻を感じることができましたが、

夕方6時を過ぎると、周囲一帯のお店の明かりが消え、

人もまばらになりました。



隅田川花火大会まで、あの賑わいはお預けです。



…このままブログを終えるのは寂しいので

先日登場した新商品をご紹介したいと思います。

現在、店頭にサンプルが置かれていますので、

気になる方は実際にお手に取ってご覧頂くことが出来ます！

 

上：orion　オリオン ピンキーリング/K18YG
下：twinkle　トゥインクル ピンキーリング/K18PG

>>L'etranger　エトランジェピンキーリングもご用意しています


ピンキーリングは今とても人気があるジュエリーの１つです。

メデルもこれから、ピンキーリングのバリエーションを

増やしていく予定ですので、楽しみにしていてくださいね。

（また来年の三社祭も、お楽しみに）

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【営業時間変更のおしらせ】

明日5 月18日（火曜日）は、誠に勝手ながら

夕方18：00をもって閉店させて頂きます。

（お電話・メールの応 対もクローズとなります）

恐れ入りますが、宜しくお願い申し上げます。


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まるまる、愛らしパンと

 


浅草で「うりぼう」を捕獲。

というのは冗談です。

ご近所の粉花さんが焼いたカンパーニュが

あまりに愛らしかったので、頂いてきました。



粉花さんはメデルがオープンして間もない頃からお世話になっており、

パン好きのスタッフだけでなくごはん好きのスタッフまでも

みんな粉花さんの焼くパンのファンになっているのです。

私は元来ごはん派だったのですが、パンとはこんなに愛らしいものなのかと

粉花さんにお邪魔するたび顔がほころんでしまうのです。



そんな粉花さんとメデルでありますが、

先日ついに同じ雑誌の誌面に載せて頂きました！

ページは離れておりますが、改めて誌面を手に取ると、嬉しさじわじわ。


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5月10日発売〈Meets Regional〉別冊

『東京 あたらしい下町』


 
 
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これ１冊で下町さんぽが100倍くらい楽しくなるかもしれません。

内容も非常に充実していると思いますので、

ぜひご覧になってみてくださいね

ある日の現場会議

 


いま東京の東側エリアで

非常に人が集まっている場所のひとつ、

東京スカイツリーの建設現場です。

すぐそばのみならず、周辺一帯は

カメラのファインダーを覗いたり

携帯電話を空にかざす老若男女で

溢れかえっておりました。

さすがに話題のスポットというだけあります。



 

そして、鉄の物体が生み出す幾何学的模様に

心惹かれる私としても、

その場に立ち止まらざるを得ない光景が広がっています。



ところで最初の写真にある3台のクレーンは

左からラクダ、キリン、首の長い恐竜に見えてきます。

井戸端会議を思わせる親密な距離感。

ラクダが最も落ち着いた性格で、

キリンは色からしても血の気が多そうな感じ。



…さてこのような想像を、私は四六時中しているのではなく

きちんと休憩時間に行っているので、ご安心ください。



明日頃には、新しいピンキーリングの商品を

UPしたいと思いますので、楽しみにお待ちくださいね

（↑最後まで読んで頂いた方へのお礼、ということで）







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[勝手にい ただきものコーナー]

お客様からの頂き物を、恐縮しながらご紹介。


まさかこんなに短いスパンで更新するとは

思ってもみなかったのですが、

何だかたくさん頂いているように見えて申し訳ございません。

ただただ、この場を借りてお客様のご厚意に感謝する次第です。


 
（こうするとマカロンに見えてくる…見えてくる…の暗示）


昨日は、シフォンケーキと出店のベビーカステラを頂きました。

出店のものをふらっと買ってきてくださる軽やかさ…

お客様との距離が、また近づいた気がします。

嬉しながら恐縮です。ぺろり。

ありがとうございます。

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トタンのパッチワーク

 


浅草駅近くの風景です。

すぐ下には川が流れており、草木も奔放に生い茂っています。



青いトタンの無造作なパッチワークが頼りなさげで、

この上に電車が通ったり、たとえば強風でも吹こうものなら

紙のようにめくれてばらばらと崩れ落ちるのではないかと

心配してしまいます。



そんな事を考えていた数十秒後、がたんごとんと音がして

きちんと電車が通るのを確認しました。

ほっとしました。



爽やかな五月の空のもとでは、こんなさびれた

トタンの建造物をも、ほのぼのとさせてしまう気がします。

運動会考

 


隅田川近くの公園に、万国旗があがっていました。

誰もいなかったので、運動会は明日開かれるのでしょうか。


そういえば、春は運動会の季節でしたね。

体育の日や、秋に開かれる場合もありますが

そのときは帰り道がセンチになります。



小学生くらいの時は、負けん気を今の100倍くらい前面に出して

子供らしく運動会を楽しんでいましたが、

今でしたら、私は運動がさほど得意でないと知り得ているので

日陰に座って、空にはためく万国旗を眺めて楽しむのだと思います。



 

空には万国旗、地面には気持ち良くまっすぐに敷かれた白線。

懐かしい気持ちになります。



ただ、「赤、はやいです。白、がんばってください」のアナウンスを、

仕事中に耳にすることはあります。

（色の部分を「○○さん」に変えて）







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[勝手にいただきものコーナー]

お客様からの頂き物を、恐縮しながらご紹介。

本日は、ペリカンさんのロールパンを頂きました。

パン好きの方なら、ご存知の方も多いと思います。


 


普段は予約が必要だったり、並んだりしないと

買えないこともあるペリカンさんのロールパン。

ここにいるだけで食べられるだなんて、恐縮です。

ありがとうございます。

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