メデルジュエリー旧Blog

干上がる夏

 


先日頂いてきたほおずきを、先週まで

大きなフラワーベースに入れて飾っていました。



しかしこの暑さのせいか、すでにドライになりかかってしまったので

オレガノと一緒に、壁から下げることにしました。

「お盆過ぎたらドライにすると良いですよ」と

お店の方に言われていたのですが、それを待たずして。



まったくもって、暑いこの頃の東京です。

お店にいらっしゃるお客様も、これではとても大変だと思います。

ありがとうございます、本当に頭が下がります。



このほおずきのように、からからになってしまわれませんよう

水分補給をしっかり、していきませんとね。




 

愛らしいグラデーション。

今まで以上に、立派です

 


修繕工事中の浅草寺本堂が、久々のお目見え。

ずいぶん立派に、生まれ変わりました。

「元々、こんなだったっけ？」と首をかしげるほど

美麗な出来栄えになっています。

ちなみに、この東京の夏の暑さに対しても

「元々、こんなだったっけ？」と首をかしげたくなるほどです。

作業員の方、くれぐれもお気をつけて…



 

頂上には、巨大な鬼飾り！

おそらく、子どもの背丈くらいはあると思われますが

アルミ製でそこまで重くないのだそうです。



 


足場も徐々に解体されています。

花火大会までにどれくらい進むのか、楽しみにしたいと思います

味壁ふたたび

 



前々からモロッコの町並みに興味があり

近頃は、あちらのほうの美しいタイルを

自宅の部屋に取り入れようと画策し、

楽しい妄想をふくらませる日々を送っています。



そんな事を頭に浮かべながら歩いていると、

なんとなく素敵な雰囲気のタイル壁が眼前に。

はっ、と目を奪われてしまいました。



なんてことはない、古いタイルの壁なのですが

ちょっとでも頭の中と繋がると、なんだか素敵に見えてしまう。

これが魔法というものです。



ちなみにこの壁は、小さなスナックの外壁なのでした。

浅草の壁には味がある。

またしても、してやられたり。

誰そ彼

 


夏らしい晴れの一日は、夕方の空模様もまことに美しく。



歩きながら空を見上げれば、刻々と青が濃さを増し

目の前では裏路地の闇深く、不思議な世界へ誘われます。



道を曲がった時、不意に人影に出くわしました。

心臓がどきっとしてしまいましたが、

よく見るとふつうのおじいさんでした。

逢魔が時とは、昔の人はよく言ったものです。



 


怖くなったら、月の光をさがします。

道に迷ったら、花やしきのタワーをさがします。